2006年1月30日(月)

朝はなんとか早く起こしてもらい、駅まで送ってもらい名古屋へ。もうすぐ廃止となる急行かすがで名古屋から奈良へ移動するのだ。2日前にととがゆ一家が乗ったのと同じ列車だ（笑）一宮から名古屋までは117で満員列車だった。ひさびさにラッシュの列車に乗ったので、汗かいて気持ち悪かった。体力いるな〜。30分くらい前に着いたのだが、名古屋駅の関西線ホームには既にかすがの客が待っていた。どうみても鉄な人たちなのですぐ分かる。パノファン1号の情報により、平日でもけっこうな乗車率が予想されたので、土曜日のうちに指定席を買っておいた。かすがが入線する前から自由席には行列ができていた。そしてかすががきた〜〜。キハ75だ。何人もの鉄の皆さんが写真を撮ってまわる。僕も前からとかは撮ってみたり。車両的には武豊線（快速みえとは微妙にちがう？）と共通なので、今回廃止になると言ってもこの車両に乗れなくなる訳ではない。この列車が無くなると、関西線の亀山から西が本当にローカルな線になるというところが大きいな。鉄道趣味的には相当なダメージだ。ととがゆ一家とは違って、以前のかすが専用の58+65が無くなった時の方が僕は感慨深かったかもしれない。以前の車両のときには奈良から名古屋へ2回乗った事がある。その時は自由席は半分くらいで指定席はガラガラだった。この日は自由席は見なかったがあの並び方だと満席ではないかも〜というくらいで、指定席は6割とうところの客の感じかな。僕は窓側の席だったのだが、なぜか他は空いているのに隣に鉄なにいちゃんが（笑）切符を横目で見ると確かに僕の隣の席。いちおう指定席なので、目の前の窓側があいてるからそっち座れよ〜とも言えず。周りの席で二人並んで座っているのは仲間と座っている人たちだけ。そりゃそうだわな。なんなんだこの指定は（笑）ずーっと横にしらないにいちゃんが座っているので、席を立ったりできなかったよ・・・ってまあいいか。おそらく隣に誰も座ってなくてもあまりうろうろしようとは思ってなかったしな。おかげでずーーっっと窓の外を見ていた。これはこれで良かったかも。
　名古屋から四日市までは、近鉄なら数十回JRでも十回以上は通っているので見たいポイントは決まっていたり。三岐鉄道の機関車もちゃんと見た（笑）四日市から先は、かすがが無くなると優等列車が全く無くなってしまう。この辺りの駅をとまらずに通過して行くことはもうできないな〜と思いつつぼーっと窓外を眺めた。亀山からは山へ。加太の峠はキハ75でもさすがにゆっくりになる。しかしこの車両ならおそらくもう少し速く走る事はできるだろう。スピードアップが必要になるほど利用されなかったという事か。加太のお立ち台では撮り鉄発見。ごくろうさまです。全線でも数人しかいなかった。でも天気の悪い平日でも居るのがすごいかも。景色が山になってからは乗客の鉄の皆さんも忙しくなってきた。中在家信号場とか柘植の駅とか見所がいろいろあるのだ。でもずーっとかぶりつく人はいなくて、名古屋から奈良までまあまあ静かな車内だった。伊賀の盆地も見慣れた景色だ。伊賀上野で乗り換えた事も何度かあるし、そもそも並行する名阪国道も小さい頃からしょっちゅう通った道だ。伊賀盆地の山の形は懐かしい感じ。伊賀上野を出ると後は奈良まで止まらない。なかなかの長時間。がっきーの地元を通り、よく対岸を通った笠置も通過してハイエナの加茂も通過（笑）木津も通過。木津から先は名古屋〜四日市間のようにスピードを出して奈良へ。名古屋出発が2分遅れたのを取り戻さずに奈良に到着だった。奈良ではすぐにみやこ路快速に乗り換えだったのであたふたと。まあ仕方ない。そのうちこのかすがに使われた車両に乗る事もあるかも知れないが、奈良で見かける事は無いだろう、と思いつつ旅行気分終了〜。自分の部屋へ。その後仕事へ。。ぐわ〜。

パノファン2日後のかすが（笑）