2004年10月17日(日)

　僕がはいえなの一員になるきっかけのひとつである「マクロス7」。それがTVで放映されてからちょうど10年経ったらしい。もう10年か・・。そもそもこのマクロス7を見るきっかけは、なんかのアニメの雑誌だった。昔のマクロスも再放送で見てたし、映画も見て好きだった。そして雑誌でその続編の紹介がほんとにちらっと載ってたのだ。じゃあみてみたいな、と。主人公はバンドのボーカルで、そのバンドのメンバー、お話に絡むであろう軍のエースパイロットの紹介。あとマクロスといえば戦闘機＆変形するメカ。情報はそれくらいだった。そんな内容の記事を覚えていたので第一回から見た。
　オープニングはCGすごいな〜という感じ。当時のCGとしてはきれいだった。そして内容は・・・移民のために宇宙を旅しているでかい宇宙船の中。さえないバンドが客のいない野外ステージの前で演奏していると、突然宇宙船に敵が襲ってきた。そうすると、ボーカルのにいちゃん＝熱気バサラがキーボードのおっさんに合図してどっか行ってしまった。。次に出てきたバサラは戦闘機に乗って宇宙にいた・・・。そして敵の機体にスピーカーを撃ち込んでいきなり全開で歌い出す・・。TVでこれが放映されるまで、バサラが戦闘機に乗って歌うという部分は秘密だったそうだ。アニメ雑誌の記事にもその事については全く書かれてなく、第一話のオープニングの映像からもバサラが戦闘機に乗って歌う部分は差し替えられていたほどだった（僕は後で知った）僕は初めて見た時は、！？なんだこりゃ？？という感じ。スピーカーを弾丸代わりにして相手に撃ち込んで、強制的に聞かせるというのには笑った。歌ものりのりだしそのまま毎回見るようになったのだった。
　そもそも設定がばかばかしいこのアニメだけど、ずっと見ていたらすごく燃えた。ここぞというところで歌うし。次々に新曲も出るし。POWER TO THE DREAMとか劇中で初めて聞いた時は鳥肌がたった記憶があるな。そして最後のTRY AGAIN。歌詞と歌と絵がばっちりで泣けてきたね。そしてこのアニメで有名なのは「俺の歌を聞けーー！」だな。しかしこの台詞は正確ではない。「戦争なんてくだらねえぜ！！俺の歌を聞けーー！」が正しい（笑）すごい反戦のメッセージの強いアニメだったと思う。最後はみんなで歌ってハッピーエンドだったもんね。
　このアニメには劇中音楽（劇伴というのか？）は全く無い。劇中に流れるのはバサラ＆その他の人の歌のみ。そのバサラの歌は、最初は声優本人が歌ってると思っていた。が、ある時それを歌っているのは福山芳樹という人だと知った。この辺からはいえなにつながるのだな。続く。