2010年9月25日(土)

　乗り鉄の朝は早い。5時半には起きてとっとと出発。まずは普通列車で伊野へ向かう。

四国ではこんな座席配置の車両が多い。

伊野で降りて駅の外に出ると、すぐに土佐電鉄の伊野駅前電停があるけど終点じゃないので、終点まで歩く。まあすぐ近くなのだが。土佐電鉄の伊野駅〜。

土佐電鉄の郊外の路線は西も東も楽しい。鉄道趣味的にw　細い道でも併用軌道だったり、タブレットの交換もあったり。

道が狭いよ〜。この先の道の真ん中で上下列車が交換w

　はりまや橋まで戻り、乗り換えて高知駅へ。戻ってきたら少し時間があったので朝ご飯。次に乗るのは特急しまんと。ここでやっとグリーン車に乗れた〜〜。グリーン車がつながってない列車ばかりだったしな〜。さっき降りた伊野も通り、そのまま高知県の西南方向へ向かう。

　山の中を進む事が多いけど、ちらちら海も見えた。天気が良くて海も青い。

途中で予土線と別れてそのまま土佐くろしお鉄道中村線に入る。しまんとは中村までで、中村で宿毛行きに乗り換える。ここから先はまだ新しめだ。

山の中の路線なんだけどずっと高架だ。踏切が無い以外は普通のローカル線かな。終点の宿毛でバスに乗り換え。

この終点に激突した事故があったな・・

バスの客は、最初は僕とおばちゃん一人だけ。そのまま2〜3人が乗ったり降りたりで30分ほど走ると海が見えてきた。そのままずっと山際の海沿いを進むので気分は良いな。

　宿毛から路線バスで1時間40分も揺られて宇和島駅に到着。途中のひなびたバスターミナルで運転手は交代してた。客も最初の1時間はずっと一桁だったのが、駅に近づくとさすがに普通の路線バスっぽくなった。宇和島に来るのは2度目になるのかな。以前来た時はすぐさまとんぼ返りだったような気がする。

　宇和島からはグリーン車の切符を生かして特急しおかぜに乗り換え。路線バスからグリーン車の椅子へ変わると、あまりに楽でびっくりする。列車はまたもやアンパンマン列車だ。アンパンマンな特急に乗ると、車内改札で切符に押してもらうはんこもアンパンマンの柄だったりする。

　岡山行きのしおかぜだが、30分程乗って八幡浜で降りる。この後最終的には松山に行くので乗っていれば良いのだが、もう少し行った所の伊予大洲で予讃本線は二股に分かれる。新しめな山の中を走る短くて速いルートは以前に乗ったので、今回は昔の本線である所の伊予長浜回りに乗ってみることにした。分岐は伊予大洲だが、列車の始発は八幡浜なのでここで乗り換える。
　列車はキハ32のロングシートでいまいちではあるが、初めて乗るのはいいもんだ。伊予長浜を過ぎると、ずーーっと海沿いだ。

眺めは良いな〜。もうちょっと天気がよければ良かったが。見えている海は既に太平洋でもなく、向こう岸が見える。九州かな。

下灘駅。18切符のポスターでちょっと有名になったとこだ。

　景色の良かった伊予長浜回りは伊予市で内子線まわりと合流。しかしここでいったんJRとお別れ。明日の帰りの列車までJRには乗らないのだ。JR伊予市の駅を出ると、すぐに伊予鉄道の郡中港駅が見える。ここからは伊予鉄ばっかりだ。

右が伊予市駅。左奥に郡中港駅が見える。

　この顔に　ぴんと来たなら　東京人

　郡中港から松山市駅まで列車はゆっくり走る。伊予鉄の郊外電車はどれもゆっくりだな。松山市内に近づくとけっこう混んだ。松山市では外に出ないでそのまま高浜行きに乗り換え。

おお。伊予鉄オリジナル車だ。

梅津寺駅には東京ラブストーリーのロケ地の案内板があった。

ハンカチが結んである。

終点の高浜駅は歴史があって良い感じ。松山観光港へのバスが接続してた。

目の前がフェリー乗り場だ。これにてこの日の乗り鉄は終了。とりあえず松山市へ戻る。