はらえもんは日本に5人いるようだ。 > どこでもドアへようこそ > 2022年10月29日(土)
2022年10月29日(土)
- 2022年11月20日(日) 午前10時22分30秒
今はなき姫路モノレール
土日で奥さんの実家方面の姫路へ。昼頃から奥さんは地元のお友達と会うので、今回は僕は単独行動。姫新線の余部駅で車を降ろしてもらい・・
キハ127で姫路駅へ向かう。姫新線の姫路〜上月間はキハ127と単行バージョンのキハ122だ。車内は2列1列の転換クロスで前を向いて座れるし良い車両だ。姫路までは2駅なので、中途半端な時間でも既にそこそこ混んでたけどさらにたくさん乗った。
姫路駅にて。姫新線沿線のたつの市は童謡の赤とんぼのふるさとなので、キハ127とキハ122には赤とんぼのマークが付いている。
お昼は姫路駅のホームにある、まねき食品の駅そばだ。名物なので食べてみたいと思ってた。この日がこういう予定になった時から食べることは決まっていた(笑
ふつうの駅そばと違って、うどんでもそばでもなく中華そばになっている。今回はたこ焼きえきそばにしてみた。見た目がすごいけど、美味しかった〜〜
今回は珍しく姫路市内で単独行動する時間ができたので、以前から気になっていた姫路モノレールの遺構を探索することにした。その前にまずは姫路城を駅正面で〜
姫路モノレールは昭和40年代に8年間だけ走ったモノレールだ。当時は斬新な乗り物だったのだろうけど、姫路博覧会が開催された手柄山公園までの1.6キロほどの距離を走るだけだったので、すぐに赤字になって廃止になってしまった。
それが2000年代になってから、廃止当時のそのままに車庫の奥に保管されていた車両を数十年ぶりにちゃんと保存して展示する、というニュースを見た覚えがある。綺麗に車両が残ってて驚いたのよね。もともと昔に姫路を通った時に廃線跡はちらっと見たことはあったけど、ちゃんと近くで見たことはなかった。
姫路駅から少し歩くと、すぐにビルからにょきっと出てるコンクリの柱が見えた。だいぶ撤去されたとはいえ、まだ残ってる。
かなりしっかり残ってる部分もあるな。
ビルと一体化してると、なかなか撤去できないよね。
ここには以前、ビルと一体になった大将軍駅があった。ビルに軌道が突っ込んでいく感じで、4階がホームだったという。取り壊される間に山陽電車から、そのビルを遠目に見たことがある。なかなか時代を先取りしたような建物だった。
ここは立派に残っているな。
逆から見ると、てっぺんのレールが残っているのがわかる。今あちこちで走ってるモノレールとは違って、鉄のレールを走る方式だった。
ここもまだ残ってるな。
この先で撤去中のところもあったり。
そして手柄山中央公園へ。確かに山だ。こうして歩けない距離ではないし、やはりこれだけの路線では難しいよな。延伸の計画はあったというけども。
手柄山交流ステーションというところに、車両が保存されている。入り口を入るとすぐにエレベーターだ。
上った先の通路に床にモノレールの柄のタイルもあった。
モノレールの展示室への入口は、水族館の入口と隣同士になっている。水族館は有料だけど、モノレールの見学は無料だ。水族館の受付の人にモノレールが見たいというと、奥のエレベーターからどうぞーとのことだった。
そしてついに実物と対面した〜
いろんなパネルに当時の様子の写真がたくさん。
姫路博覧会の模型。
しっかりいろいろ見てきました。
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真ん中のビルの模型が大将軍駅だ。そうそうこんな感じだった。
車内の様子。これだけ見たら今も走っていそうだ。
まるっきり今でも走ってる路線の駅のよう。
展示はしっかり管理されていてとても良かった。建物入り口のガラスにもモノレールが。当時はここを通って駅に入線してたのね。
とても楽しんだ〜。
建物外観。半円の白い部分がさっき見た駅への入り口で、姫路駅へのレールがそこから出ていたのだな。
見学した跡は、山陽電鉄の手柄駅へ。
手柄駅から乗ったのは、姫路モノレールが現役の時から走っている3000系だった。
飾磨で網干線に乗り換え。こちらは最新の6000系だった。時代を感じる・・
終点の山陽網干へ。以前来たのは10年以上前かな。ここで奥さんと合流して奥さんの実家へやっと到着。
もちろん奥さんのお手製のケーキを食べたりして、
夜は定番の手巻き寿司でした。
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