はらえもんは日本に5人いるようだ。 > どこでもドアへようこそ > 2022年9月17日(土)

2022年9月17日(土)

  • 2022年10月4日(火) 午後6時3分38秒

またまた台風に追われる旅 1日目

 結婚記念日と奥さんの誕生日な9月の中旬あたりは、よく旅行に行ったりしてる。秋の連休にもなっていてちょうどいいんだけど、いつも台風が来て計画に支障が出る(笑

 最初の目的地は北九州へ。平成筑豊鉄道の、ことこと列車に乗るのだ。いろんな都合上そんなに前から計画はたてられないので、列車の席がもし取れたら旅行に行こう〜と言ってたら空いてた! 9/18だったら日程的にちょうど良かったが、空いてたのは9/17でその前後はいっぱいだった。9/17でも旅行の計画は出来そうだったので、列車を予約した。この1日のずれがあとで効いたのだった。

 列車の予約はともかく、9月の連休なので泊まるところがもう無かった。なので今回は主に車で行動して、車中泊を最初から検討して必要なものをあれこれ考えて買ったりした。うちの車はそこそこ大きくて後部座席を倒してだいぶフラットになるので良い感じ。

 ことこと列車は直方駅1132発。後の行動の事を考えてまずは小倉に向かい、小倉からは列車で直方へ。せっかくなので、まだ乗ったことのない筑豊電鉄でちょっと離れた筑豊直方から徒歩で直方駅へ、という計画だ。小倉までは車でノンストップでも6時間半はかかる。というところから逆算して、出発は夜中の午前1時となった。

 多少遅れて出発したけど、朝6時で広島付近。宮島のサービスエリア。

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 小倉駅付近になんとか到着。駅のそこそこ近くてめちゃ安い、有人監視の駐車場にちょうど車を置けた。

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 朝から小倉駅近辺へうどんを食べに行くという案もあったけど、時間に余裕がなくなったので駅の立ち食いうどんになった。しかしここも有名店とのことで、とても美味しかった。

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 小倉からJRで黒崎へ。

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 黒崎では乗り換え時間があまりなかったので急いで筑豊電鉄の黒崎駅前駅へ。乗ったらすぐ出発。

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 元々は北九州市内の路面電車と直通運転をしてた路線なので、乗った車両は新型だけど路面電車そのもの。その車両で普通の郊外電車な走りをしている感じだ。

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 こういう車両なので駅のホームがとても低い。今の時代に合っているかもしれない。

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 僕でも知っている有名撮影地の橋梁。これを渡ると終点。

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 終点の筑豊直方。高架になっているのだけど・・

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 ぶっつり切れてる。遠い昔にはこのまま延ばして博多まで・・という計画があったらしいので、その名残とも言える。いろいろ興味深い路線だった。ここから歩いてJRの直方駅へ。すぐ近くという感じではなく、けっこう離れている。

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 直方駅には大関魁皇の銅像が。さすがです。個人名でJRの特急になったのはこの人くらいだ。

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  JR直方駅に隣接して平成筑豊鉄道の直方駅がある。もともと国鉄だったのだから当然だけど。ホームの入り口近くで、ことこと列車の受付があった。そしてホームにはすでに待ってた。行き先にことことって書いてある(笑

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 ことこと列車のデザインは、JR九州の観光列車のデザインのいつものお方。平成筑豊鉄道のことこと列車は、直方駅から行橋駅まで走るけど、途中の田川伊田駅に着いたらいったん直方駅まで折り返して、あらためて行橋に向かう。コース料理が出てくるので、食事の時間を稼ぐ意味合いもあるかも。車両はぴかぴかです。

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車内はこんな感じ。

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 すでにテーブルセッティングはされていた。
 最初予約した時は向かい合わせの2人席だったけど、キャンセルが出たので広い4人席にしてくれた。次の日に台風が来るとなるとキャンセルも出るよね。それどころか、この日17日は運転するけど18日は運休が決まっているとのこと。18日は九州はJRが全て運休予定だし。当初の計画通りに18日に席が取れていたら、旅行の計画自体が危なかった。

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 車内の様子2

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 車内の様子3

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テーブルの様子

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 そして出発。まずは前菜のことことボックス。包んでいる可愛らしい風呂敷はお土産で頂いた。

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 沿線の美味しいものが集められてる。どれもとても手間がかかっていて美味しい。

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 これはとても美味しかった。絶対倒れない器がよくできてる。

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 車内放送も楽しい。田川伊田まで行き、そこから逆方向に走っていったん直方に帰ってきてトイレタイム。車内にトイレは無いので。

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 次は熱々の魚の料理。車内に本格的な調理の設備がなくて、停車駅で次々に料理が運び込まれてくる。他の観光列車だと、美味しい豪華なお弁当なことが多いので、こんなに熱々で出てくるのがすごい。

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 金田駅では駅のポストがことこと列車仕様になっているとのことで見学。鉄道車両みたいな本気の造り。

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 そしてメインのお肉〜

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 食べたり観光したり忙しい。車内から見える削られた山。

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 幸せの青い鳥の前では記念撮影もしたり。

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 そしてデザート。お誕生日と結婚記念日のプレートを作ってもらった。列車の部分がかわいい〜

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 油須原駅では線路に降りて列車と記念撮影。

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 駅舎も良い感じ。

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 動作しているタブレットの機器があって、実際に僕もやらせてもらった。どういう機械かはだいたい知っていたけど、初めて動かした!

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 みんな順番に記念撮影したりして、対向列車を見送ったら出発。

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 その後は、複線トンネルを単線として使ってるのを見たり

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 車内で飲むことのできるお酒の酒蔵から、手を振ってくれるのを見たり

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 参道を線路が横切っている神社の、逆立ちする狛犬を見たり。

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 終点の行橋で写真を撮らせてもらった。とても美味しくて楽しかった。ありがとうございます。

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 行橋からは日豊本線で城野へ。

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 城野で日田彦山線に乗り換えて、志井公園で下車。

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 少し歩いて、モノレールの企救丘駅へ。小倉へはこれで戻る。

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 日田彦山線は非電化でローカルな雰囲気だけど、乗り換えたこちらは都市の路線だ。

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 終点の小倉では、ビルの中に吸い込まれていく。

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 ターミナルでのこの位置関係は他にないよな。

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 小倉に戻ってきたので、まずは車を回収。

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 次の目的地は門司港。まずは門司港駅へ。

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 30年近く前に列車で来ているけど、内部は覚えていないな・・

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 まだこのまま使われているのが良いよね。

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 そして海辺を散策。

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 いろいろ見るべきところはあったけど、時間が遅めだったのと台風が来ているのとでぐるっと周って終了。

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 お土産を買ったりしつつ、この後食べるのに困りそうだったのとせっかくなので瓦そばを。美味しかった。

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 あっという間に陽が暮れた。

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 夜の門司港駅を見て、九州編は終了。関門海峡は、来るときは高速道路で橋だったけど本州へはトンネルで帰る。この日の夜は、道の駅 北浦街道 豊北で車中泊だ。下関市内から山道を北へ向かう。

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 途中の大河内温泉でお風呂。真っ暗な山道続きでこわかった。鹿とも会った(笑

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 そして道の駅へ。本来なら、同じように車中泊をしようという車は多少いるのかもしれないが、次の日が台風なのでこの日は他に2〜3台だった。いちおう車中泊装備のリハーサルをやっておいたので、そこそこスムーズに準備できた。とはいえやはりまだ少し暑かったかも。ちょっと1杯飲んだりして就寝。疲れてたのでちゃんと寝れた。それにしても盛りだくさんで長い1日だった。

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