2007年11月23日(金)

　会社ではほぼPhotoshopのみで仕事をしてる。マシンはMacでG5の2.3Gdualでもう2年ほどたつのかな。しかしこのMacに変わる前からついこの間まで、PhotoshopのバージョンはCSのままだった（ややこしいのでCS1と呼びますが）別にCS1でもそんなに困る事は無かったが、つい最近CS2にバージョンアップ〜。って世の中では既に次の世代のCS3になっているというのに・・。とはいえ仕事で使うからには普通に動いてなんぼなので、ほいほい新しくするのはリスクでしかないし。今回はちょっとした必要にかられて移行する事になった。自分でも個人で持っているのはCS2なのだが、自分のMacが遅いのと重たくてでかい作業をしないのでそんなに使っていない。今回初めて全力作業してみていろいろ思ったので、だらだらと書いてみたくなった。CS2について書いていても、CS1と比較したCS3でも同じような部分が多いと思われるので、最新バージョンへの気持ちで（笑

まず不満な所から（笑）使い勝手は慣れるしか無いが。

• レイヤー数の多いファイルで、レイヤーのONOFFでマシンがぐるぐる虹色カーソルで考えるようになった。つまり何も出来なくなる時間が増えた。。重い。
• ファイルブラウザが別アプリになって、ファイルブラウザが落ちてもPhotoshop本体は落ちなくて済むようになったが、重くなった。
• レイヤーやチャンネルのONOFFが厳格になった。融通きかなすぎだ。
• いちばん良く使うコマンド+Gのショートカットの割当動作が変わった。もともとPhotoshop6くらいの頃は「グループ化」と言ってたのが、7から？CS1から？で「クリッピングマスクを作成」とかいうよく分からない言葉になっていた。直下のレイヤーと組にする動作だ（言葉で説明しづらい）。CS2からはこれのショートカットが、コマンド+オプション+Gになって、あらたに「グループを作成する（それまではレイヤーセットと呼ばれていた）」がコマンド+Gに。そして「クリッピングマスクを作成」をキャンセルする動作がおなじコマンド+オプション+Gになってこれがすごい困る・・。あーもう言葉で説明できないが、使用頻度がこれだけ高い機能を動作と名前ごと変えて欲しくなかった。それでなくても以前に変えたのに。
• パース変形はいまいち使えない・・。ちょっと期待していたけども、厳密にやる必要のある僕らの使い方では、はっきり言って全然使い物にならないな。
• aiファイルのラスタライズがちょっとやりにくい。

• なんといっても、曲面の変形が出来る。がんばれば複雑な曲面に平面の画像をきれいに貼る事もできる。でも厳密にやるのは難易度高し。
• パターンメーカーはすごい。これはお手軽で使える。細かい模様のテクスチャをのばすのは一撃だ。こりゃすげえ。
• どでかいファイルでも少しスムーズに動く。これはメモリの割当可能量が増えた事によるんだろうか。
• 保存が少し速くなった。
• フィルタ選択画面の表示が速い。CS1は重い重い。
• レイヤーを一度に多数選択できる。これによってリンクの必要性がほとんどなくなった。そして選択したレイヤーからグループ（以前までレイヤーセットと言っていた、ってややこしいなもう）をつくりやすくなった。
• アクションがちょっと速くなった@Mac版？。とはいっても、元々Mac版のPhotoshopのアクションはWIN版よりも遥かに遅いので、ほんの少し近づいただけか。

　CS1よりもCS2の方が、いろいろ少し速くなったかな。特に画面表示関係は少し快適。そのかわり変な所でマシンが考えるようになって遅くなった。細かい機能はやはりいろいろ増えている分CS2は便利だ。既に出ている次のバージョンのCS3もいろいろ使ってみたい機能はあるけど、CS2とどれくらい違うのやら。