はらえもんは日本に5人いるようだ。 > どこでもドアへようこそ > 2004年4月22日(木)

2004年4月22日(木)

  • 2004年7月21日(水) 午前2時38分48秒

続きが気になる話。

 いつものように淀屋橋23時発のK特急。ホームに停車してから乗ってきたお客を降ろし、ドアを閉めて座席の一斉転換。少し動いて乗車位置に来た。僕も列にしたがって乗る。すると座席を向かい合わせにして、くの字に体を座席間に渡して寝ている男がいた。既に寝ているということは少なくとも今乗った訳ではないだろう。座席にはさまれなかったのだろうか。僕は何となく近くに座ってしまった。。巡回してきた車掌が「この列車は混み合いますから・・」と起こそうとするが、「・・・もうちょっとだ・・」など訳の分からないことをいって追い返してしまった。車掌が注意する内容がずれているなと思ったが・・。そして発車。この逆方向から来たであろう(つまり戻っている)男はどこまで行って気が付くのか。ああ、逆方向に向かっているのを僕が伝えるべきなのか。そもそも戻っているという事実は僕の前に座っている人も、男のひとつ前に座る人も気付いているはずだ。しかしそれを教える義理はない、という立場か。車掌をも追い返してしまった男だし、強く起こすのもためらわれる。それとも、元々行き過ぎてしまったので、自分が折り返していることが分かっているのかもしれない・・・などといろいろ考えているうちに、京橋に着いてしまった。どっと客が乗り込んできた。くの字になって寝ている男の向かい合わせにも一人座った。そして発車・・・。気になりながらも僕はいつも通り読書。そのまま中書島、丹波橋。丹波橋を過ぎると今日中には京阪で淀屋橋まで戻ることはできない。それでも起きず。結局出町柳まで来たのだった。終わり。
 その後どうなったんだーーー!僕は叡電の終電に乗るためにさっさと降りたのだが、おっさんはその後どうしたのだろ?結果を見届けられなかったのが残念だ。

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