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2001年6月12日(火)

  • (2003年6月18日(水) 19時9分51秒 更新)
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Kiss in the dream.

通り過ぎていく列車
「逃がすか!」
俺は、スナップを効かせ、フックのついたロープを投げつける.
カチャンと小気味良い音と共に、フックはうまくはまり込む.

いや、これは夢だ.列車に乗り込んだ俺はそのことを知っていた.
列車の中に、中学の頃から好きだった女を見つける.
ためらいもせずに、あごに手を当て軽く上を向かせると、唇を重ねる俺.
暖かくて、柔らかくて、・・・なんてデリシャス!
するりと舌をも滑り込ませる.

・・・

・・

・・・ちょ・・ちょーまて、何やこの刺は・・・
暖かくてとろとろなんわええけど、この刺は何やねん!
それに、舌は、舌はどこや.舌を絡めあうのがとろけそうにええのに!
待てって、この刺は何やねんてば!

・・・まあええ、今回は唇だけで勘弁しといたろ.でもこの次はこうはいかんからな!(泣)

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