この姫路で、なかなか理解できないこと。それは、ヒメジンチュの、庭における感覚である。
　彼らにとって、庭とは、草木の生えるところではない。工事現場のような砂利を敷き詰め、情緒もへったくれもなく、コンクリートで覆い尽くすところなのだ！！木を植えている家も、木の生えているところしか地面が見えない。芝生なぞ、考えも及ばぬ物のようである。
　謎･･･。謎である。