1999年2月1日(月)
- (2003年6月18日(水) 19時10分20秒 更新)
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猫の話
大変です!!く・・黒猫が、た・・立って小さく前にならえをしています!!
黒猫の祟りじゃー!!
ああっ!!今度は正座して、お茶を飲んでますっ!!!
黒猫のすわたりじゃー!!!
・・・と、人のねたパクるのは、これぐらいにして・・・。
兄ぃが、QWERTY配列の話を知らなかったってのを、今更日記に書いてたので、今日は、猫の話をしてみようかと思います。
出演 おねぇさん
人形のマオ君
おねぇさん、おねぇさん、何で、黒猫って、不吉の象徴って言われてるの?
あら、マオ君、不吉だなんて言われてるのは、ヨーロッパでのことで、イギリスじゃ、幸運の使いといわれてたりするのよ。
ええっ!?そうだったのっ!?
ええ、昔ね、ヨーロッパで、魔女狩りって言って、かわいそうな女の人が、魔女だって言われて、たくさん殺されたってことがあったのよ。
なにそれ!なんてひどいの!
そしてね、その時に、猫も魔女と一緒にいるものだから、不吉だっていって、ほとんどの猫が殺されちゃったの。
うわぁ・・・。
でも、そんなひどい事をしたからか知れないけど、その後で、ヨーロッパでペストが大流行してしまったの。ペストは、ねずみが運んでくるものなんだけど、ヨーロッパには、もう、ねずみを食べてくれる猫がほとんどいなくなってたから、たくさんの人が、死んでしまったのよ。
因果応報って奴だね。
あら、マオ君、難しい言葉を知っているのね。
ねぇねぇ、おねぇさん、それがなんでイギリスでは幸運の印になるの?
それはね、イギリスでは、そんな、猫を殺しちゃうようなことをしなかったから・・・
そうか、それで猫さんが、ねずみを食べてくれて、イギリスではペストが流行しなかったから、イギリスでは、幸運の印なんだね。
そう、よくわかったわね。日本でも、ペストが流行しそうになった時、外国から、たくさんの猫を連れてきたり、とても猫を大事にしたのよ。
へぇー。
ねぇ、おねぇさん。もしかして、エジプトとかで、猫がすごく偉かったりするのも、そういうのと関係あるのかなあ?
さあ、どうかしらね。
でも、魔女のおばあさんって言うのも、歳を取って、さびしいおばあさんなんかが、近所の子どもなんかを、ちょっと脅かしてただけなんだろうし、そういう寂しがりやのおばあさんって言うのは、たいてい、猫なんかと一緒に暮らしてそうだし、そういう罪のない人達を殺してたんだから、ひどいことよね。
小さい頃に、脅かされてた子供たちが、それを信じたまま大人になっちゃったのかなあ?
そうかもしれないわね。マオ君は、大きくなっても、皆に優しくしなきゃ駄目よ。
うんっ!
それじゃあ、今日は、この辺でおしまい。
ばいばい!
さようなら、また会いましょう。